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【ルームツアー | 中古戸建てリノベーション後編(インテリア)】設計士の家具無知+動線が悪い=間取り詐欺▶「お洒落なパース」や「雰囲気の良い平面図」に騙されるな!ハウスメーカー、注文住宅、リフォーム

中古戸建てフルリノベーション(後編/インテリア)
今回は主にインテリアを解説します。
前編では、普段手掛けない「中古戸建てのリノベーション」に至った経緯や、間取りのビフォーアフターを図面を出して解説しております。

さてさて、リノベ後のインテリアを見ていきます。
女の子2人の子供部屋は可愛く仕上げました。
1室はピンクの壁xグレーの天井xベージュ&パープルのカーテンxオークの床。

2室目はブルーの壁xグレーの天井xベージュ&ブラウンのカーテンxオークの床。
玄関土間にはシチスのジニアで華やかに。
ちなみに上り框は25cmから17cmへと快適にリノベしております。

床はDAIKENさんの傷がつきにくい、というフローリングでした。

私はデザインが好みではないため待ったをかけておりましたが、建材商社にお勤めのご主人様が「これだけは入れたい」と切望されたので採用しました。

しかし、住みはじめて早々に「やめておけば良かった‥」と話されたご主人様。

私の造る陰影のある灯りでは、油染みなどが目立って気になるとのことでした。

LDKに入るとスイッチ類をまとめたニッチ、アイランドキッチンにはFOSCARINI(フォスカリーニ) のペンダントライト APLOMB(アプロンブ)を3灯、カウンターにはトーヨーキッチンスタイルのニューヨークスツール、SOHOにはアントチェアを。

ダイニングにはTECTA(テクタ)のM21をウォールナットで、合わせた椅子はYチェア(ピーチソープ)とTECTAのB17。

リビングにはアイラーセンのRA SYSTEM SOFA(ラ システムソファ)を、サイズ2.2mx1.8mx奥行き0.98m)で選びました。

このソファは分けて使ったり、L型やカウチとしての機能もあり、ライフスタイルに合わせてのカスタマイズや、自由なソファの使い方をお楽しみいただけるようカスタムオーダーしました。

ソファの足元には3.5mx2.5mのラグ、サイドテーブルにはTECTAのK22(ホワイト)。

カーテンは厚手のレースカーテンのみとし、マナトレーディングのリネッタをコーディネート。
ポイントはソファの後ろの腰窓でも、床まで垂らして美しいインテリアを創ったことです。

壁面のみの広がりを感じられるように、天井はオールブラックのクロス。
大きな壁面にはジオロミラー(入荷待ち)でコンプリートです。

【新築・中古を問わず、最近ご相談の多いマンションリノベに関して】

私は新築戸建ての設計や建築を主としています。

理由は美しい街を創りたいたいから。

美しい街は資産価値と、それを守る住人の意識を生みます。

街や住人、意識や価値のトランスフォーム(一変させる)ですね。

だからリフォームやリノベーションに興味があまりなかったんです。

ただ、知人や関係者からたっての要望があると見てみぬふりができず・・。

私が関わることで一人でも幸せな方が増えるのなら、という想いです。

マンションであれば、一旦(ほぼ)スケルトンにしてのフルリノベーションが、設計の醍醐味を感じて頂けます。

戸建てリノベーションの場合はいろいろと限界があります。

手掛けない理由として。

触れない構造や、開けてみてビックリみたいなことが多く、いわゆる「暮らしが変わらない」リフォームにしかならない事がほとんどなんですよね‥

抜けない構造材や、壁の中を開けてみて想定外の造りになっているなど、表面上は綺麗にできるが、暮らしを変えることが出来ない。

何より、元々の設計者の意図や意志が入ったお家(設計)にメスを入れるだけの修正作業は非常に苦しい。
という心境、手前勝手ではございますがご容赦いただけますと幸いです。

そして、戸建ての「暮らしを変えるリノベーション」には構造図が必要です。

構造図があれば、どのように間取りを変えられるかのスタートラインに立てます。

余談ですが、大手ハウスメーカーは構造図を出さないことが多いですね。
欠点を見つけられたくないのでしょうか?笑
保証制度も気になります。
大手だから安心ですか?
なにか無償で修繕してくれるような幻想を抱いていませんか?
◯◯工法!特許◯◯!永久保証!
私には永遠に課金させられる、まやかしの保証に見えます。

それよりも思想のある設計士に出会うことが全てです。
お金の大小でも、ネームバリューでも、大手といった規模でもなく。

また、間取り制作のみやクロス選び、バックセット(カップボード)施工、玄関タイル等の部分的なリフォームもほぼ手掛けません。

部分的なリフォームでも、建築施工が絡む内容には、設計が必要となります。

図面を起こしますと、コンセント・スイッチ・照明計画等の電気配線図の制作も重要なポイントとなります。

照明・電気計画が入りますと、「ここにコンセントをとりたいが壁が足らない、または無駄に長い」「何を、どう照らすのか」といったインテリア計画(クロス、床材、天井材、家具、カーテン等)が本来必要となります。
また、「バックセットの奥行きが55cm無いと使いづらいが、既存の間取りだとキッチンとの動線が狭くなるため壁面位置を動かしたい」等々。

図面を制作し、お客様が依頼されている工務店が着工しましても「この図面通りには(技術力の差で)建築出来ません」というやり取りが始まってしまう。

そのような過去のほぼ全ての経験から、住宅の全ては連動した一気通貫の中で計画されるべき、という考えに至りました。

美しさも居心地もメンテナンス性も、全ては設計力です。

新築住宅だけでなく、リフォームやリノベーション、DIYを検討されている方にもオススメです。

皆さん楽しんでご覧ください。

【チャプター】
00:00 イントロ
00:23 オープニング
04:43 子供部屋のインテリア
05:27 玄関のインテリア
8:41 1Fトイレのインテリア
9:14 洗面室のインテリア
10:09 バスルームのインテリア
10:28 LDKのインテリア
22:18 今回のLDKのポイント
23:14 間取りの広さと体感する広さの違い
30:28 リノベーションで大切なこと〜アウトロ
33:00 おまけアフタートーク

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